Column 2026.02.18

【初心者必見】Clawdbotの導入ステップ5つ!メリットや活用事例も紹介

【初心者必見】Clawdbotの導入ステップ5つ!メリットや活用事例も紹介

「Clawdbotを活用して業務を自動化したいけれど、構築が難しそう」
「自社の機密データをAIに学習させずに、安全にパーソナルアシスタントとして使いたい」

このように、AIエージェントの導入を検討しながらも、技術的な壁やセキュリティ面で不安を感じていませんか?

近年、オープンソースで開発されたAIアシスタント「Clawdbot」が注目を集めていますが、いざ導入しようとすると専門知識が必要になる場面が少なくありません。こうした悩みに対し、Clawdbotを自社環境に正しく構築し、業務に最適化されたスキルを追加すると、効率化を実現できる具体的な方法があります。

しかし、Node.jsのインストールやAPI連携、さらには安定稼働のためのデーモン化設定など、初心者の方にはハードルが高い工程も含まれており、設定ミスによるセキュリティリスクも否定できません。

そこで本記事では、以下の内容をわかりやすく解説します。

最後まで読むことで、環境構築における技術的なリスクが解消され、自社専用のAIアシスタントを安全かつ最大限に活用できるようになります。

もしClawdbotの活用やAIエージェントの導入でお悩みなら、専門家への相談も一つの有効な手段です。

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Clawdbotに関する基本知識

ビジネスパーソンやクリエイターの間で話題となっている「Clawdbot」は、従来のAIチャットとは異なる性能を誇り、自社の仕事を大きく変える可能性を持っています。ここでは、以下のポイントについてわかりやすく解説します。

まずは、Clawdbotに関する全体像をつかみ、業務効率化への第一歩を踏み出しましょう。

Clawdbotとは「オープンソースで開発されたパーソナルAIアシスタント」のこと

Clawdbotは、自分のパソコンの中に設置でき、チャットアプリを通じて自由に指示を出せる「自分専用のAI秘書」です。

企業が管理するインターネット上のサービスを使うのではなく、手元のパソコンにプログラムを入れて動かします。これにより、情報を外部に漏らさず、自分好みに仕事を頼めます。

設計図(ソースコード)がGitHubというサイトで無料公開されており、誰でも自由に利用可能です。日本でも「むなかた」氏をはじめ、初心者向けの作成ガイドを公開しており、普段使っているチャットツール(Discord等)から、人間に頼むように仕事を依頼できます。
参照元:むなかた氏「Moltbot(旧:Clawdbot)を触ってみよう!」

つまり、Clawdbotは自社で作れて、自社のためだけに24時間働いてくれる、頼もしいデジタルパートナーといえます。

通常のAIチャットサービスとの違い

Clawdbotと一般的なAIチャットの違いは、AIが相談に乗るだけでなく、実際にパソコンを操作して作業を完了してくれる点です。

実際、ChatGPTやGeminiなどの生成AIは画面上で文章をやり取りしますが、Clawdbotはユーザーの代わりにファイルを保存したり、別のアプリを動かしたりできます。

一例として、外出先からスマートフォンで「会議の議事録をまとめておいて」と指示を出せば、自宅のパソコンを自動で操作し、資料を作成して保存まで可能です。イケハヤ氏が紹介するように、ブログの執筆から投稿準備までを任せる事例も増えています。
参照元:イケハヤ「自分だけの「AI秘書」を育てよう。Clawdbotで推しキャラと働く未来。」

したがって、単なる「話し相手」ではなく、手を動かして業務を代行してくれる点が、Clawdbotの最大のメリットです。

Clawdbotを導入する3つのメリット

Clawdbotは、専門的な知識がなくても「最強の相棒」を作れる、AIアシスタント作成プラットフォームです。「The Lobster Way」と呼ばれる設計思想により、複雑な設定を減らしつつ、自動化を実現できます。

ここでは、プログラミング初心者からエンジニアまで、多くのユーザーに選ばれているClawdbotの主なメリットを3つ紹介します。

これらを知ることで、なぜこのツールが話題なのかがわかります。

外部クラウドに依存せず自社環境でデータを安全に管理できる

Clawdbot最大の特徴は、機密情報を外部に出さず、自分の手元で完全にコントロールできる安全性です。

なぜなら、操作する道具から、理解してくれるパートナーとして、自社のサーバーやPC(Ubuntu等の環境)の中に直接AIを組み込めるからです。

一般的なAIは、会話内容が学習データとして外部サーバーに送信されるリスクがあります。しかし、Clawdbotであればデータは自社内に留まるため、情報漏洩の心配がありません。

たとえば、社外秘のプロジェクト情報や顧客データを扱う際も、外部通信を遮断した安全な環境でAIに分析させることが可能です。実際に、セキュリティ意識の高い企業や開発者が、PROXMOXのような仮想環境を用いてこのシステムを運用し始めています。

このように、セキュリティを最優先しながらAIの仕組みを利用できる点が、多くの信頼を集める理由です。

SlackやDiscordなど既存のチャットツールとシームレスにつなげられる

新しい操作画面を覚える必要はなく、使い慣れているチャットアプリを通じて、友達と話す感覚でAIに仕事を頼めます。

実際、ClawdbotはSlackやDiscord、Telegramといった連絡ツールと連携できるように設計されているためです。専用の管理画面を開いて、ログインする手間がかかりません。チャット画面で「これをやっておいて」と話しかけるだけで、タスクを実行してくれます。

たとえば、Discordのグループチャットにボットを招待し、会議の議事録をまとめさせたり、Githubからの通知を受け取ったりできます。また、Youtubeの動画URLを貼って「内容を教えて」と聞くだけで要約してくれるなど、直感的な操作が可能です。

したがって、チームの誰もがストレスなく使い始められ、AIアシスタントが自然にサポートしてくれます。

100種類以上のスキルを追加して業務に合わせたカスタマイズができる

Clawdbotは単なるチャットツールではありません。スマートフォンのアプリを追加するように、必要な機能を自由に取り込み、自社の業務に特化した「専用アシスタント」へとカスタマイズできます。

というのも、誰かが作った便利な機能を自由に取り入れたり、不要なものを外したりできる柔軟な仕組みを持っているからです。100種類以上のスキルが公開されており、組み合わせることで、単純な作業から複雑な処理まで幅広く対応できます。

一例として、Googleカレンダーと連携してスケジュールを調整させたり、毎日決まった時間にWEBニュースを検索してレポートを作成させたりできます。さらに、ラジオの音声を録音して文字に起こしたり、特定の話題についてブログ記事の下書きを作成させたりと、アイデア次第で使い方は無限大です。

つまり、使えば使うほど「自分専用」の便利な道具に育っていき、仕事の負担が減ります。

Clawdbotを導入するまでステップ5つ

Clawdbotの導入は、決して難しいプログラミング作業ではありません。むしろ「自分専用のAIアシスタント」を作る手順は、プラモデルを組み立てるような楽しさがあります。

ここでは、パソコン操作に不慣れな初心者でも迷わず進められるよう、5つの手順を解説します。

  1. Node.jsをインストールして動作環境を整える
  2. 専用のインストールスクリプトを実行して本体をセットアップする
  3. 設定ウィザードに従ってLLMプロバイダのAPIキーを登録する
  4. DiscordやSlackなどのBotアカウントを作成して連携設定を行う
  5. バックグラウンドで常時稼働させるためのデーモン化設定を適用する

これらのステップ通りに進めるだけで、あなたのPC上に優秀なパートナーが構築されるでしょう。
参照元:Moltbot公式ドキュメント「Getting Started」

1.Node.jsをインストールして動作環境を整える

Clawdbotを動かすには、「Node.js」というソフトをパソコンに入れます。

Node.jsは、スマートフォンでアプリを使うためにOSが必要なのと同じで、Clawdbotにとっても必須の動作環境です。そのため、公式サイトや管理ツールを使って、推奨されている新しいバージョンを準備します。

具体的には、WindowsやMac用の「Node.jsをパソコンに入れるためのファイル」を公式サイトからダウンロードし、画面の案内に沿って進めるだけです。画面に「v22.12.0」の数字が表示されれば、Botを受け入れる準備は整っています。

また、手元に余っているラズパイ(Raspberry Pi)という小型のパソコンがあれば、それをClawdbot専用のマシンとして使うのも良い選択です。ラズパイは省電力で動き続けるため、「AIを常に待機させておく専用機」として活用できます。

このように、土台となる環境を整えることが、自分だけのAIアシスタントを作る第一歩となります。

2.専用のインストールスクリプトを実行して本体をセットアップする

土台ができたら、Clawdbot本体をインストールします。

作業はシンプルで、用意された「コマンド」を1行コピーして貼り付けるだけです。ファイルを自分でダウンロードして配置するといった複雑な手間はありません。誰でも簡単に導入できるよう、自動で準備してくれるプログラムが組まれています。

具体例として、文字を入力するためのターミナルと呼ばれる画面(黒い画面)を開いていきます。Windowsの場合は、画面左下のスタートメニューをクリックし、「cmd」または「PowerShell」と入力すると、該当するアプリが表示されるので、開いてください。一方でMacの場合は、Launchpadを開き、「ターミナル」と入力すると表示されるアプリをクリックします。

画面が表示されたら、指定されている文字列を入力し、エンターキーを押します。操作が完了すると、セットアップが自動的に始まる流れです。

セットアップ中は、「あなたのBotの名前はどうしますか?」といった質問が順番に表示されます。会話をしている感覚で1つずつ答えていくことで、設定が自動的に進んでいきます。

これらのセットアップは、専門的な知識がなくても問題ありません。画面に表示される案内に沿って選択肢を選んでいけば、必要なファイルは自動的に作成されます。したがって、専用のツールを使うと、より初心者でも迷うことなくBotの準備ができます。

3.設定ウィザードに従ってLLMプロバイダのAPIキーを登録する

次に、Botに思考能力を与えるための「APIキー」を登録しましょう。

APIキーとは、「この人が正しく利用していますよ」とAIサービス側に伝えるための合言葉のようなものです。

Clawdbotという「体」があっても、思考するための「脳(AI)」とつながっていなければ、会話はできません。GoogleやOpenAIなどのAI開発会社が提供しているサービスと接続し、Botが賢く返答できるように設定します。

まずは、利用したいAIサービスの公式サイトにアクセスし、アカウントを作りましょう。次に、管理画面の中にある「APIキーの発行」や「開発者向け設定」といった項目から、英数字が並んだコード(APIキー)を作成してください。

発行されたコードをコピーし、Clawdbotの設定画面に貼り付けるだけで、AIとの接続が完了します。設定中は画面の案内に従って進められるため、特別な知識がなくても問題ありません。

ClaudeやGeminiといった複数のAIサービスを試したい場合も、設定画面から切り替えたり、管理ツールを使って整理したりできます。また、「APIYI」のような仲介サービスを利用すると、複数のAIサービスの利用料金やキー管理を一つにまとめることが可能です。それぞれのAI会社と個別に契約・管理する手間を減らしたい人にとって、便利な選択肢といえます。

このように、どのAIとつなぐかを選び、キーを登録する工程は、賢いアシスタントを生み出すための重要なステップになります。

4.DiscordやSlackなどのBotアカウントを作成して連携設定を行う

AIの準備ができたら、普段使っているチャットツールとClawdbotをつなぎます。

普段使っているDiscordやSlackにBotを招待することで、友達と話す感覚でAIを使えます。専用のWebサイトを開かなくても、チャット画面で指定するだけで、仕事を手伝ってもらうことが可能です。

具体的には、Discordの利用者向けページで「新しいBot」を作成し、発行される「トークン」をClawdbotに入力しましょう。その後、自分のサーバーにBotを招待すれば、メンバーの一員に加わります。Slackの場合も同様の手順でアプリを追加するだけで、チーム全員での利用が可能です。

つまり、使い慣れたツールと連携させることで、Clawdbotは「パーソナルアシスタント」として活躍します。

5.バックグラウンドで常時稼働させるためのデーモン化設定を適用する

最後に、パソコンの電源が入っている間は、Botが使えるように設定を行います。

通常の状態では、操作画面を閉じるとBotは動きません。24時間稼働させるためには、画面の裏側で常に待機させる必要があります。「デーモン化設定」をすることで、PCを再起動した際にも自動でBotが立ち上がります。

セットアップ時に「常時稼働させる」というオプションを選んでください。選択すると、面倒な設定を自動で処理してくれます。これにより、ふとアイデアが浮かんだ時や、外出先からスマホで指示を出したい時でも、Botは応答します。自宅のサーバーやクラウド上で動かす場合も、設定しておけば、Botが止まる心配はありません。

このように、常に働ける状態にする設定で、頼れるパートナーが完成します。

Clawdbotの具体的な活用事例

Clawdbotは、AI技術を活用して「業務スタイル」を変える可能性を秘めています。主な活用シーンとして、以下の5つです。

これらの機能を活用することで、日々のルーティンワークから解放され、重要な業務に集中できる環境が整います。

自然言語による指示:難しい命令文を使わずに普段の言葉でPC操作を自動化

Clawdbotを活用すれば、PC上の操作を「話し言葉」で指示して完了できます。

実際、ClawdbotはPCのシステムに命令を出す権限を持っており、ファイルの作成や整理を自社に代わって実行可能です。

具体的には、技術的な知識がなくても「月次報告書のフォルダを作って、関連ファイルを移動させて」と伝えるだけで、AIが作業を代行します。

つまり、自社のPC環境における単純作業を大幅に減らす「自分専用のパーソナルアシスタント」として活躍します。

Webリサーチの代行:ブラウザを自動操作して必要なデータだけを効率良く収集

Clawdbotは、自社のリサーチ業務を進める「調査エージェント」としても優秀です。

具体的には、Webブラウザを人間のように操作して、サイトから必要な情報を抜き出したり、最新ニュースをまとめたりできます。

そのため、YouTubeや海外のITメディアから特定のキーワードに関する情報を探し出し、数分でレポート化する作業も難しくありません。

ゆえに、自分でサイトを巡回してリサーチする手間がなくなり、最新情報を効率良く取得できます。

スケジュール管理:カレンダーやメールと連携して秘書のように予定を調整

自社のスケジュール管理やメール対応においても、Clawdbotは頼もしい味方になります。 

具体的には、Googleカレンダーといった外部ツールと連携し、予定の空き状況の確認やメールの返信案作成をリアルタイムで行えます。

一例として、会議の候補日を決定したり、届いたメールの要点を通知したりする「秘書」のような使い方が可能です。

したがって、Clawdbotを日常的なサポートとして活用すると、細かな調整業務の時間を削減できます。

プログラミング支援:コードの作成からミス(バグ)の修正までを強力サポート

システム開発において、Clawdbotは開発スピードを引き上げるパートナーになります。

実際、膨大なプログラム情報を学習したAIが、コードの作成やエラー箇所の特定を迅速に行うことが可能です。

具体例として、環境構築の手順をガイドさせたり、自社で作成したコードのバグを見つけて修正案を提示させたりといった活用ができます。

このように、プログラミングの初期段階から完了まで支えることで、開発にかかる時間とコストを大幅に抑えられます。

チーム運営の補助:複数のチャットツールを横断して情報共有を迅速化

Clawdbotを導入すれば、DiscordやTelegramなど、チャットツールを使ったチーム運営がスムーズになります。

実際、Clawdbotは複数のプラットフォームを同時に管理し、大事な情報の記録や共有を自動で管理する仕組みを作ることが可能です。

具体的には、会議中の発言を記録して議事録を作成したり、離れた場所にいるメンバーへ一斉にタスクの進捗を確認したりできます。

つまり、ツール間のコミュニケーション不足に悩むことがなくなり、チームの一体感も自然と高まります。

Clawdbotの活用やAIエージェントの導入でお悩みならマーケコモンに相談を!

Clawdbotは、業務効率を図りながら自社環境での安全なデータ管理と柔軟なカスタマイズが行える、パーソナルAIアシスタントです。100種類以上のスキルや既存ツールとの連携により、ファイル操作からリサーチまで、自社専用の業務エージェントとして幅広く活用できます。

しかし、Clawdbotの導入にはNode.jsのセットアップやAPI連携、デーモン化といった専門的なエンジニア知識が欠かせません。また、導入後のスキル追加やLLMの最適化を自力で継続するには学習コストが高く、設定ミスによるセキュリティリスクを招く懸念もあります。

こうした技術的なハードルや運用面のリスクを回避し、AIの恩恵を最大限に受けるためには、専門家による伴走支援が有効です。

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Clawdbotの導入やAIエージェントの活用で迷われているなら、まずは「マーケコモン」へお気軽にご相談ください。

小原 健太朗

小原健太朗

マーケティングを成功に導く
戦略コンサルタントとして、
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